インボイスによる賃貸への影響①-1
2023年12月14日
インボイスによる賃貸への影響①-1
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
2023年10月から新しく施行されました「インボイス制度」。
皆さんの生活やお仕事への影響はいかがでしょうか。
今回の記事では、「賃貸業・賃貸管理におけるインボイスの影響」と題して、直面している、もしくは実際に受けた影響についてご紹介していきます。
今さら聞けない!「インボイス」とは?
まずはインボイスについてご説明いたします。
既に施行済みの制度であり、各所で解説が為されていますので詳細はソチラにお任せするとして、ここでは分かりやす~く、ゆる~く、簡単に触れておきます。
インボイス
この言葉自体は通称であり、正式名称は「適格請求書等保存方式」。
請求書や領収証は消費税を正しく記載して、ちゃんと保存もしましょう
という制度です。
また、正しく記載された請求書のこと自体も「適格請求書=インボイス」と呼びます。
取引企業から、
「インボイスいただけますか?」 と、言われたら、イコール、
「必要な記載のある、ちゃんとした請求書ちょうだい」 という事です。
尚、請求書に必要な記載項目や保管期間などの詳細はここでは割愛します。
知りたい方は検索♪検索♪
適格請求書発行事業者
インボイスを発行できる事業者のことです。
適格請求書発行事業者は、取引先である課税事業者から求められたときには、インボイスを交付する義務、および保存する義務があります。
取引先は、このインボイスをもとに仕入税額控除の計算をするわけです。
ちなみに、この適格請求書発行事業者になるには、消費税の課税事業者であり、かつ国への登録申請が必要です。
仕入税額控除や、登録の詳細を知りたい方は税理士さんに聞きましょう。
インボイス制度の目的
「取引における正確な消費税額と消費税率の把握」が主な目的です。
軽減税率の導入により、現在は10%と8%の税率が混在している状況ですが、
ちゃんと正確な税率で計算してる~?
全部10%で計上して2%分をチョロまかしてな~い?
てな感じの、計算ミスや不当利益を防ぐために制定された制度です。
表向きはね・・・ニヤリ(・∀・)
(特に曖昧になっている非課税業者との取引における仕入税額控除を標的にしてる)
(小規模の個人事業主を狙った締め付けだ)
みたいな言われ方もしてますが、どうなんでしょうか。
知りたい方は詳しい人に聞いて下さい。
はい。今日のところはここまで。
次回は「インボイスの賃貸への影響」についてお話しさせていただこうかと思います。
エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。
賃貸物件の管理先をご検討のオーナー様はお気軽にご相談下さいね。
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