ビルの電気・水道検針①-3
2023年11月18日
ビルの電気・水道検針①-3
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、「電気・水道検針の色々」の続きです。
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前回はビルの光熱費の計算方法について解説しました。
その中で「子メーター検針は色々と手間が掛かる」とご紹介した部分がありますが、今回の記事ではその「色々と掛かる手間」についてご紹介しようと思います。
・・・「トホホエピソード」ファンの皆様
お待たせ致しました。お久しぶりですね。
本ブログ恒例のトホホエピソードのお時間ですよ。
子メーター検針はつらいよ その❶
見づらい針
これは水道メーターのお話しですが、
最近のメーターは4桁ほどのカウンター表記となっており、数字がとても見やすくなっています。
このカウンターメーターの事を「直読式」と呼びます。(下図❶)
対して、針時計のようなタイプのメーターを「円読式」と呼びます。(下図❷)
古いビルには未だにこの「円読式」メーターがあるわけですが、
これが、まぁ、見づらい!!
分かりやすく針時計で例えてみましょう。
3時ちょうどの場合
時間を表す短針はピッタリ③を指していますね。これは分かりやすい。うん。
3時50分の場合
時間を表す短針は限りなく④に近い位置を指しているはずです。まだ3時台なのに。
・・・これが面倒を引き起こすんですよ。
上図の❷を見れば分かりますが、円読式メーターは黒い針の左から
千の位→百の位→十の位→一の位→以下赤い針が小数点以下
と並んでいて4桁の数字を表しています。
そこにあの3時50分のマジックが発生すると・・・
どっちか分からん!・・・なんて事が結構頻繁にあったりするんですよね。
「え?これは1006なの?0996なの?」
とか、パッと見、わかんねーよ!!(# ゚Д゚)
メーターの位置が遠い、とか暗い、とかなると余計にわかんねー。
数字を間違えてしまうと計算が合わくなり、全てのメーターを検針しなおさなければならないというプレッシャーがあるので、余計にイライラしてきます。
円読式はこの世から撲滅しましょう。署名をお願いします。
子メーター検針はつらいよ その❷
狭い。暗い。そして夏暑くて冬寒い
電気・水道メーターは、例えば1階のビル横とか、全てが外部の1箇所に集中していれば検針も楽なのですが、大抵そんな事はありません。
各階フロアのパイプスペースとか、各店舗の中とか、ビルによってバラバラです。
で、基本的に外部から見えない位置に設置するのが普通なので、専用の小部屋になっていたり、壁に小さな扉が付いていて壁内にあったりします。
これが、まぁ、見づらい!!
とにかく狭いんです。とにかく暗いんです。
前述の円読式メーターとかだと絶望的な見づらさです。
また、パイプスペースは夏暑くて冬寒いという極限状態の小部屋だったりします。
夏はサウナ状態で日の当たる外部よりも暑い!てか熱い!!数秒で汗びっしょりです。
逆に冬は冷凍庫状態。当然、外部よりも寒い!てか痛い!!数秒で唇まっ青です。
共用部にもエアコンの設置を!資金提供をお願いします。
子メーター検針はつらいよ その❸
風俗店舗の店内検針
これは風俗営業が連なる所謂「ピンクビル」を管理していたときのお話しですが、
そのビルはメーターが全て店舗の室内に設置してありました。
「光熱費の検針でーす。お邪魔しまーす」
などと言いながら営業中の性風俗店舗内にも入っていきます。
そう。営業中です。
お客さんがいて、サービスを受けている中に突撃していくわけです。
店内は薄暗くなっており、爆音で音楽が流れているので、何か見えたり聞こえたり、っていうのはあまりありません。・・・プルプル
また、従業員の控室なんかにメーターがある場合も困りものです。
性風俗店舗は基本的に狭いバックヤードになっているので、出番を待つ女の子たちの待機所も兼ねていたりします。
これが、まぁ、見づら・・・ いや、見えすぎ!?
店舗内と違って照明で明るくなっている控室。
目のやり場に非常に困るので、そんな恰好でウロウロしないで下さい。
「お兄さーん、彼女いるの?」などとウブな私をからかわないで下さい。
「お客さんとしては来ないの?」などと営業をかけてこないで下さい。
ん?誰ですか?羨ましいなんて言ってるのは。
ホントに気恥ずかしくて困るんですから。いや、ホントに(;´д`)
以上、お読みいただいてありがとうございました。
次はまた違った話題についての記事にする予定です。
エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。
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