賃貸住宅の騒音騒ぎ②-6
2023年11月11日
賃貸住宅の騒音騒ぎ②-6
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、前回(アパートの騒音?)の続きです。
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前回は、「音」のクレームを直接手紙で相手に伝える際の注意点を解説しました。
手紙に限らず、その他の方法でも苦情を相手に伝える事は、大変難しい作業です。
コチラの真意を正しく伝えなければ解決されないばかりか、誤解されたり、無用な反発を生む可能性もあるからです。
もしも手紙や第三者への相談で、相手に自分の存在を特定されたら
もしも自分を特定した相手が、直接訪問してきたら
きっと恐怖を感じ、人によってはパニックになってしまうかもしれません。
そこで今回は、何らかの理由で自分の号室を特定され、相手が直接訪問してきた場合の対処法をご紹介させていただこうかと思います。
冷静に対処する・・・のは、状況的に難しいかもしれませんが、前もって対処法を知っておくと実際にその状況に置かれたときに役立つかもしれません。
まずはインターホンの際の対応
通話が出来るタイプのインターホンの場合
相手が「音」の件で来た事が分かったら、モニターや覗き穴、声色などで
相手の様子を確認しましょう。
尚、チャイムだけで何も返答しない来客の場合は簡単に玄関を開けない事。
通話が出来ないタイプの呼び鈴の場合
扉は開けずに玄関の中から「どちら様ですか?」と呼びかけましょう。
相手が応答してきたら、覗き穴や声色から相手の様子を確認しましょう。
呼び鈴だけで何の応答もない相手の場合は簡単に玄関を開けない事。
相手が謝ってきた場合
落ち着いた様子の場合
特に夜間は、玄関扉を大きく開けずに対応して下さい。
ドアチェーンが備わっているならばロックした状態で開けましょう。
口調は、手紙の文面同様、高圧的な言い回しやケンカ腰にならないよう注意して
大きな声にならないよう努めましょう。
相手の話を聞いたら、簡潔に返答して手短に対応して下さい。
相手の言い分によって話が長くなりそう、討論になりそう、と感じたら、
その場で結論を出そうとはせず、早めに切り上げるよう努めて下さい。
(「所用で忙しいので」「ご近所迷惑になるので」など)
こちらの号室を特定されないように配慮していたのに特定され、
しかも直接乗り込んできた相手だという事を忘れないで下さい。
どんなに相手が落ち着いていたとしても、油断はしないようにしましょう。
少しオーバーな対応かも知れませんが、世の中には色々な人がいます。
相手が興奮している場合
落ち着かない様子の場合
呼び鈴だけで何の応答も無い場合
何があっても玄関扉は開けないで下さい。
閉まった扉越しや台所窓などから対応しましょう。
相手が大声を出したり、脅してきたりしたら。
話の途中だったとしても、対応をすぐに止めましょう。
恐怖を感じたら躊躇なく警察に通報して構いません。
「よく知らない相手が自宅の玄関先で興奮している」
これだけで充分異常です。ためらう必要なんてありません。すぐ110番。
ちなみに
警察を呼んで対応してもらった後も、しばらくの間は警戒を怠らないで下さい。
外出の際、帰宅の際、相手が近くにいないか注意を払いましょう。
ここまで、少し怖い話になってしまいましたが、「管理会社を介さず、ご近所に苦情を伝える行為」は、それだけ危険を孕む、リスクのある行動だという事を覚えておいて下さい。
はい。今日のところはここまで。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次はまた違った話題についての記事にする予定です。
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