警備会社からの連絡①-2
2023年09月01日
警備会社からの連絡①-2
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、「事業用ビルで提携している警備会社からの連絡」の続きです。
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弊社の管理しているビルでは、緊急の事故・事件・設備の故障に対応するため、警備会社と連携して機械設備による「自動警備(無人警備システム)」を導入しています。
自動警備により異常信号をキャッチすると、警備会社本社に自動で通報され、最寄りの待機所から警備員が出動。
現地で状況を確認した警備員から、管理会社に連絡が行く事になっています。
(管理会社が営業時間外の場合は管理担当責任者に直接連絡)
今回は、そんな「警備会社からの連絡」の中から、特に多い事例をご紹介させていただきます。
誤報
悲しいかな、一番多い事例は断トツでコレです。
特に夜中に連絡があったときにコレだった場合はガクッときます・・・
警備セットミス
→ 機械設備は部屋ごとにON・OFFが可能で、その操作は各入居者が行います。
セットした後に「おっと、忘れ物!」などと警備を解除せずに室内に入って発報
昼間なら大きな問題にはなりませんが、深夜では話が別。
警備員の生命保護の観点から、この時間帯の場合は自動で警察にも通報が
行くようになっている場合があります。単純ミスがおおごとに発展です。
・・・警備のON・OFFはキッチリお願いします。マジで。
警備機械の誤作動
→ しっかりメンテナンスをしていたとしても、完璧なわけではありません。
様々な要因が重なり「異常は無いのに異常信号を送る」事もあるのです。
「ビル共用部に侵入者の反応を受信しました。追って報告します」
「侵入者の存在は確認できませんでした。センサーの誤報でした」
・・・あ、そうですか。
ビル設備異常
こちらは「稀に」のレベルですが、次に多い事例です。
緊急を要する場合や大きな損害を被る場合もあるので来ると「ドキッ」とする連絡ですね。
火災信号感知
→ 「○○号室で火災発生の信号を感知しました」みたいな連絡です。
ほとんどの場合が「誤作動」か「バルサン」か「煙が多くでる調理」です。
しかし、まずは「本当の火事」が頭をよぎるのでヒヤヒヤもんです。
貯水槽の満水(減水)信号感知
→ 「貯水槽の水が溢れる」「貯水槽が空っぽになり給水が止まる」これらは
テナントやビルにとって営業に支障をきたす大問題になりかねません。
大抵は貯水槽機器の故障や不調で大事には至らない事が多いですが、
心臓によくない連絡のうちの1つです。
侵入者通報
こちらは滅多にある事ではないですが、インパクトが大きいのでよく覚えている事例です。
「トホホ」エピソードの真骨頂もコチラから。
窃盗犯侵入
→ 管理ビルに「ブランド・骨董品の買取専門」のテナントさんが入っていた当時、1度
ありましたね。店舗内に侵入するため扉を破壊したりと色々と損害があったので
よく覚えています。犯人は逃走しましたが、その後、捕まったのでしょうか?
ちなみに、買取業者さんは営業時間内に商品の発送や買取金の精算などを完了
するので、営業時間外に店舗内に行っても金目の物は何も無いそうです。
泥棒さん。分かりましたか?ムダ骨でしたね。
雨宿り、寝床確保を目的とした侵入
→ 全てのテナントが退出した場合、ビル共用部も閉鎖されてビル全体が警備状態に
入る物件もあります。そんな状況のビルに、雨風をしのぎ寝床を確保するために
段ボールを抱えて侵入してくる人もいました。
・・・すいません。呼称に失礼がないように、まわりくどい言い方になっていますが、
私有地であるビルに無断で入る行為は、やっぱりダメです。
酔っ払い
→ 出ました。「トホホ」エピソードの常連。いつも出てくる主役です。
飲みすぎで眠りこけて、ビルの中に取り残された酔っ払いが動き出してセンサーに
引っ掛かるパターンですね。警察官や警備員に なだめられながら帰路につくその
背中は哀愁すら感じます。
いけないカップル
→ これは・・・説明が難しいですね。 ・・・とにかく「いけないカップル」です。
以前、いけないカップルが侵入した時は、駆け付けた警備員にモロに現場を見られ
身分証明書番号を控えられ、こっぴどく怒られ・・・自業自得です。
ホテル代をケチったりするから、そういう事になるんですよ。二度としないように。
以上、お読みいただいてありがとうございました。
次はまた違った話題についての記事にする予定です。
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