結露・カビについて①-3
2023年07月22日
結露・カビについて①-3
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、前回(カビについて)の続きです。
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前回はカビの怖さについて説明しましたが、今回はそんなカビへの対策法をお話しさせていただこうかと思います。
結露・カビの予防法
飽和水蒸気量に達し、水蒸気が液体に変わる前に室内湿度の緩和を・・・
と、難しい話になると読んでいる人も私自身も嫌気が指すのでココでは簡単に。
ヨイコノミンナ、コレ、サイゴダゾー
代表的な予防法は以下の通りです。
◆就寝前に5分~10分程度の換気をする
寝たあとに結露が出るならば、寝る前に室内の湿度を下げておけばいいのです。
寒い?我慢しなさい。
◆家具と壁の間を空ける
家具や家電を壁にピッタリと くっ付けるのではなく、風の通り道を作りましょう。10cmほどが理想です。
部屋が狭くなる?10cmくらい気にしないの。
◆台所、浴室の換気扇は使用後も数十分は稼働しておく
室内で最も水分の放出量が多い場所です。使用後はしっかりと除湿しておきましょう。
電気代がかさむ?そのぶん稼ぎなさい。
◆換気扇を定期的に清掃する
目詰まりや汚損放置は換気能力を低下させる原因となります。こまめに掃除しましょう。
面倒くさい?それぐらい頑張りなさい。
◆室内に洗濯物を干さない
特に換気が出来ない場所には洗濯物は干さないようにしましょう。
干すところがない?いや、ある。探しなさい。
◆在宅時、晴天の場合は数時間ほど窓を開ける
在宅時間は換気の絶好のチャンスです。家にいるときは換気の時間を作りましょう。
うちには24時間換気がある?・・・お、おう。
◆不在時でも各部屋の扉・フスマなどを開けておく
玄関・窓を戸締りしても、室内の扉などを開放して湿気が一部に籠らないようにしましょう。
開けっ放しはだらしない?誰も見てない。
◆窓、サッシ、ドアに結露を見かけたらすぐに拭き取る
水が滴ったままにせず、みつけたらすぐに拭き取る習慣をつけましょう。
キリがない?いや、ある。拭き続けなさい。
最後に
結露の発生頻度や湿度量は、建物の構造により大きく違います。
木造住宅ならばさほどではありませんが、気密性の高い鉄筋コンクリートでは一切の結露を防ぐ事は不可能といっていいでしょう。
しかし、上記の結露の対策をしっかりと実践しておけば、カビの発生を阻止する事は充分可能です。
嫌なカビに悩まされるくらいなら、面倒でも上記対策を1つでも多く実践する事をオススメ致します。
はい。今日のところはここまで。
今回もお読みいただいてありがとうございました。
次はまた違った話題についての記事にする予定です。
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