結露・カビについて①-2
2023年07月21日
結露・カビについて①-2
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、前回(結露について)の続きです。
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前回は結露発生のメカニズムについて説明しましたが、今回は結露が引き起こす最大の問題「カビ」についてお話しさせていただこうかと思います。
賃貸住宅におけるカビの被害
結露による最大の被害は「カビの温床になる」事に尽きます。
「真菌類」と呼ばれる「原生生物」である黴(カビ)は「80%以上の湿度」が・・・
と、難しい話になると読んでいる人も私自身も嫌気が指すのでココでは簡単に。
ヨイコノミンナ、マタ、アツマレー
カビの被害は大きく分けると以下の3つが挙げられます。
家財・人体へのダメージ
入居者自身への物的被害・健康被害の可能性があります。
カビは放置していると、ありとあらゆる場所にお構いなく発生します。
家具、衣類、食品など、大事な家財が台無しです。
モッタイナイネー
また、カビはダニなどの発生とも密接な関係があり、ダニの大量発生による被害等も予想されます。
カビもダニも、ぜんそくや皮膚病に関わっているとも言われており軽視は禁物です。
キツイヨネー
建物・近隣へのダメージ
対貸主、対近隣入居者への物的被害・健康被害の可能性があります。
カビは放置すればドンドン広がっていきます。
家主に対しては建物・内装への物的被害を、近隣入居者に対しては入居者自身同様、健康被害を及ぼす可能性があるのです。
コワイヨネー
金銭的ダメージ
入居者自身への金銭被害に繋がる可能性があります。
入居中においても解約時においても、カビが原因による損傷・汚損の修復については、全て借主の負担で行わなければなりません。
イタイヨネー
広範囲になればなるほど、酷ければ酷いほど、費用は当然高くなり、思わぬ金銭的負担になってしまいます。
ちなみに
賃貸では、原状回復費用が借主負担になる「3大原因」というのが存在します。
(ネーミングは私が勝手につけましたので、他で言っても通用しませんのでご注意を)
それが 「タバコ」 「ペット」 「カビ」 です。覚えておきましょう。
入居者保護の観点が浸透し、原状回復工事の借主負担というのは昔に比べてだいぶ少なくなっていますが、上記3大原因による修繕は有無を言わさず借主負担となる可能性が高いのでご注意を。
※換気扇の不具合など、設備が原因のカビ発生は借主の全額負担にはならないケースもあります
はい。今日のところはここまで。
次回は「カビの予防法」についてお話しさせていただこうかと思います。
エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。
賃貸物件の管理先をご検討のオーナー様はお気軽にご相談下さいね。
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