賃貸マンションの騒音騒ぎ①-6
2023年06月24日
賃貸マンションの騒音騒ぎ①-6
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、前回(賃貸マンションの騒音騒ぎ)の続きです。
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単身向けマンションの入居者から入った騒音に対する苦情。
調査の結果、ウォーターハンマー現象なるものが音の原因と判明。
今回は、その後の対応についてです。
水道管による衝撃音・・・にわかには信じ難い内容ですが、今、思い返すと「なるほど」と思いますね。
・音は「ドーン」と「カンカン」の2種類存在する
→ 衝撃による重めの音と、ブラブラ配管が揺れる金属音ですね
・音は規則的ではなく不規則に聞こえて来る
→ 水を使う量や人数にもよるので、規則的ではなかったのですね
・音はほぼ24時間発生しているが、圧倒的に多い時間帯(18:00~24:00)が存在する
→ 帰宅される18:00から就寝される24:00まで、か。水が一番使われる時間帯ですね
・音の発生元が複数存在する
→ 各階・各戸に配管が張り巡らされているので当然ですね
弊社の対応③
ウォーターハンマー対策の工事を依頼
水道管の直線距離の長さと、方向変換するカーブの数に問題がある・・・と言われても今更それを改善するのは不可能です。とにかく衝撃を和らげて音が出ないようにする方策を実施しました。
弁の取り付け
→ どんな物かは知りませんが、衝撃を吸収する役割があるそう。各階の水道管内に設置するそうです
ポンプの急停止を抑制する装置の取り付け
→ どんな物かは知りませんが、ポンプの停止がゆーっくりになり、急停止を防ぐ装置があるそうです
水圧の再調整
→ そもそもの原因はコレから始まったので、ポンプ業者に再度調整してもらいました
その後
たまに台所のレバー式水栓を止めたときに「コン」と音がする事があるようですが、以前のような「ドカーン」「バキーン」「ガンガンガン」みたいなのは無くなったそうです。
良かった良かった。一件落着です。
「こんな事も起こりえるんだな」
と、大変勉強になった事例でした。
これまでの最長となる❻連チャンの記事となってしまいました。長くなり申し訳ありません。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次はまた違った話題についての記事にする予定です。
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