賃貸マンションの騒音騒ぎ①-5
2023年06月23日
賃貸マンションの騒音騒ぎ①-5
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、前回(賃貸マンションの騒音騒ぎ)の続きです。
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単身向けマンションの入居者から入った騒音に対する苦情。
調査の結果、人為的な音ではない事が判明し、設備的な問題である可能性が浮上。
今回は、とうとう判明した騒音の原因についてです。
人による騒音じゃないなら建物設備に何らかの原因がある、という事ですが・・・
エアコンや室外機?
いや、3ヶ所以上で同時に故障っていうのはおかしいな。
そもそもエアコンが原因なら、その部屋の人が一番に気づくはず。・・・エアコンではないか。
エレベーター?
いや、音の聞こえる方向がバラバラってのが説明つかないな・・・
そもそもエレベーターの異音であればエレベーターで一番聞こえるからすぐに分かるか・・・これも違うかな。
じゃあ、なんだ。他の設備?
火災報知器・・・電灯、電線、配線・・・上下水道、配管、貯水槽・・・
あっ・・・
本物件は建物の外に貯水槽が併設されているタイプで、水はポンプによって各戸に供給しています。
先日、法律で義務付けられている年1回の貯水槽内清掃を実施したのですが、その掃除業者からポンプの調子が悪いとの報告を受けました。
そこで、ポンプ業者に修理を依頼。部品交換や水圧変更などの調整をしてもらったのですが・・・
修理した日と騒音が発生しだした日が、ほぼ同時期である事に気づきました。
もしかしたら
付き合いのある水道屋さんに連絡し、事情を説明すると「1つ、思い当たる事がある」との事。
早速、現地を調査してもらう事になりました。
(えー、詳しい内容は難しいので端折ります。すみません)
ウォーターハンマー現象
これ、ご存知ですか?
専門家ではないので詳しい事は分かりませんが、原因はコレの可能性があるとの事。
端的に言えば「急な水の停止などによって引き起こされる水道管内の水流による衝撃」だそうです。
うん。そう言われてもよく分かりません
貯水槽ポンプの急停止と、この物件の配管の距離・カーブが関係していたそう。
うん。やっぱり分かりません
ポンプ修理により以前と圧力が変わった水道管
↓
貯水槽ポンプの急停止などの要因によってウォーターハンマーが発生
↓
「ドーン」「ドスン」
↓
度重なる衝撃で配管を固定していた止め具が外れてブラブラ
↓
「カンカンカン」
こんなイメージらしいです。うん。これなら分かる
はい。今日のところはここまで。
次回は、「弊社の対応③」についてお話しさせていただこうかと思います。
エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。
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