賃貸マンションの騒音騒ぎ①-3
2023年06月17日
賃貸マンションの騒音騒ぎ①-3
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、前回(賃貸マンションの騒音騒ぎ)の続きです。
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単身向けマンションの入居者から入った騒音に対する苦情。
寄せられた情報を元に発生源を特定しようとするも、意見がバラバラで判明できず。
今回は現地調査のお話しです。
入居者のほとんどの皆さんが感じている「謎の音」
せっかくいただいたご意見ですが、場所も音質もバラバラで一向に特定が出来ません。
「これは実際にその音を聞かないと分からないな」
私は実際の音を確認するべく現地調査を決意しました。
しかし、さすがに現地に出向いて一晩中「耳を澄ます」わけにもいきません。
そこで「秘密兵器」を投入する事にしました。
弊社の対応②
物件の空き部屋に録音機を設置
弊社では、騒音の「音量」「音質」「発生元」を確認するため、録音機(ボイスレコーダー)の設置を行っています。
主な注意点は以下の通りです。
・複数の空き部屋を利用し、必ず室内に設置する
→ 1部屋だけのデータでは、音量の違いなどで予測できる発生元の特定が出来ません。
その為、空き部屋が複数あるのであれば、録音機を複数の部屋へ設置する事が望ましいです。
また、入居者様と同じ条件で聞くため、室内への設置を必須とします。
・設置部屋の上下左右の入居者様に録音の予告をする
→ 実際に人が住んでいる間近を録音するので、最低限、直近の入居者様には予告が必要です。
鉄筋の建物は遮音性が高く、話し声などは一切聞こえないとは言え、勝手に録音するのはNG。
きちんと予告し、プライバシー保護の徹底も説明。拒否されたら録音はしない事にしています。
・設置時間は丸1日。平日と土日など、複数回の調査を実施する
→ 録音は、丸1日は必要と思っています。騒音に時間帯による傾向があるかを確認するためです。
また、騒音は曜日による違いも出やすいです。平日・土日と複数回調査する事で情報の精度が高まります。
本物件には当時、空き部屋が2部屋ありました。(4階B、3階F)
早速、2部屋ともに録音機を設置。果たしてどんな結果が待っているのか。
はい。今日のところはここまで。
次回は、「調査結果」についてお話しさせていただこうかと思います。
エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。
賃貸住宅の管理先をご検討のオーナー様はお気軽にご相談下さいね。
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