賃貸マンションの騒音騒ぎ①-1

2023年06月15日

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社長の小宮です。

弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。

 

今回は、弊社が管理していた賃貸マンションでおきたとあるトラブルについてご紹介させていただきます。

 

 

 

今回の舞台は、築25年ほどの5階建て1DKの鉄筋コンクリートマンション。駅近の単身向け物件です。

ある日、とある入居者様から弊社へ下記のような苦情が入りました。

 

 

最近、毎日のように夜中にガンガンと壁を叩いている人がいる

真上の部屋で間違いないから注意してほしい

 

 

共同住宅の騒音・生活音の苦情って、判断が難しいんですよね。

騒音と感じる音量の度合いには「個人差」があり人によって全然違う、というのが主な理由です。

 

しかし、今回の入居者様。

新築後まもなく契約した古参のかたですが、多少の生活音は「お互い様」と意に介さないタイプ。

これまで1度も騒音に対する苦情など無かったので、今回は相当ヒドかったと想像できます。

 

口ぶりから、かなりの音量であったと思われるので、早速弊社も手を打つ事にしました。

 

 

弊社の対応①

 

全入居者宛てに注意喚起の通知を発行

弊社では、騒音・生活音に関するトラブルがあった際、まずは入居者全員に通知をするようにしています。

主な理由は以下の通りです。

 

原因となる部屋はほぼ特定していても確固たる証拠がないため

→ 最初の通知から「この人だ」と決めつけて警告するのは危険。間違っていたらエライ事です。

   まずは全員向けの通知にして、心当たりのある人に自主的な改善を促す方法を取ります。

   通知により「入居者全員が知っている事実」にする事で、今後の自制を促せる効果もあると思っています。

情報の収集

→ 通知後も改善されなかった場合、全員通知にしておくと、より多くの連絡をいただく可能性が高くなります。

   情報が多ければ、そのぶん原因となる部屋の特定も精度が高くなり、今度は直接本人に警告をし易くなります。

入居者全員に対するアピール

→ 「今回の件について管理会社は知っていますよ」「早速、対応しましたよ」というアピールです。

   そう言うと何だか聞こえは悪いですが、これ、かなり重要です。

   同じように迷惑に感じていた他の人も「対応してくれた」と安心しますよね。ここがポイント。

   全員通知にしなければ、弊社が対応済みの事実を知らず不安のまま・・・となってしまうからです。

 

 

そんなわけで全入居者に向けて通知を発行し、様子を見る事にしましたが果たして。

 

 

 

はい。今日のところはここまで。

次回は、「止まらない騒音」についてお話しさせていただこうかと思います。

 

 

エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。

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