家賃滞納のトラブル事例①-5
2023年05月09日
家賃滞納のトラブル事例①-5
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、前回(外国人入居者の家賃滞納発生)の続きです。
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東日本大震災発生により突然の国外退避となった外国人入居者。
果たして彼は帰ってくるのでしょうか。
その後
2011年6月
各物件の入金状況を確認するため、いつものように月末記帳を済ましてチェックをしていると・・・
え!?○○さんから振込入金がある!!
どゆ事?ATM恐怖症の○○さんから振込入金?
しかも市内からの入金じゃん。アメリカにいるんじゃないの?
ほどなくして1本の電話が入りました。
「○○さんから頼まれて家賃の入金をしました」
えっと・・・どなたさんですか?(以前、話に出てた彼女さんかな?)
詳しく事情を聞いたところ、
「アメリカから電話があり、こちらから送金するから代理で家賃を払っておいて欲しいとの連絡があった」
「実際に送金があったので、合鍵で部屋に入ってアパートの契約書類から家賃振込先を探して入金した」
との事。
えらい!えらいぞ!ブラザー!そしてありがとうハニー!
・・・ま、その後は海外からの支払時期や金額がマチマチで少し未納が溜まったりした訳ですが。
まあまあ、いいでしょう。それはご愛嬌。
突然の環境の変化により大変な思いをしている(であろう)中、こちらの事を気にかけて支払う意思を見せている事が重要です。
2011年9月
見た事のある車が弊社の駐車場に停まり、見た事のある大男が中から降りてきます。
「ハイ!タダイマ!」
突然、彼は帰ってきました。
いつものように「ガハハ」とクセの強い笑い声を上げながら。
「おかえり、ブラザー。未納が溜まってるぞ!さっさと払えよ!」
ハグで迎えた私は、彼の目にうっすらと光るものを見つけて、つられそうになるのを必死で堪えつつコチラも「ガハハ」と笑って誤魔化しました。
めでたし・めでたし。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次はまた違った話題についての記事にする予定です。
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