賃貸ビルのとあるトラブル②-2

2023年04月28日

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社長の小宮です。

弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。

 

今回は、テナントビルで起きた、とあるトラブル?の続きです。

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コロナによる緊急事態宣言の最中に入ったテナントビルへの申込。

ようやく入った申込だったので嬉しかったのですが・・・

 

この業界で長年仕事をしていると、提出された申込書を見るだけで「これは裏があるな」とか「後々トラブルを起こしそうだな」なんて事が分かるようになってきたりします。

これは賃貸住宅の申込でも同じ事が言えますが、おかしな入居者は申込書の時点で違和感を感じたりするものです。

ま、あくまで直感なので、それを持って審査の合否を決める、なんて事はありませんが。

今回きた申込は・・・すぐに私のアンテナにビビッと来る、なんだか怪しげなものでした。

 

申込内容①

申込人: 30代前半 男性

現住所: 東京都内 某市

勤務先: 個人事業主 同住所

勤続年: 10年ほど

業  種: 飲食(会員制のBARを開店したいとの事)

年  収: 1000万弱

入居日: できるだけ早く

 

一見すると「都内で飲食店を経営していて(年収から経営は好調?)、神奈川県にも店舗を広げたい人」なんだろうなぁ、という風に見えますね。

しかし・・・私には、いくつか疑問に思う点がありました。

・居酒屋やキャバクラが中心の本厚木で会員制のBAR?

・そもそも風俗営業も入っている雑居ビルに高級志向の会員制のBAR?

・風俗サロンの居抜きなのでソコソコ大きさのあるフロアなのにクラブではなくBAR?

・緊急事態宣言でいつ営業が開始できるか分からない状況なのに急ぎの入居?

 

少し心配になったので、私の思った疑問点に対する回答と、収入の明確な根拠となる書類(※)を申込時の追加書類として請求する事に。

(※)確定申告書類や納税証明書など

 

すると・・・

「やっぱり気が変わりました。申込はキャンセルで」とのお返事が。

ははは・・・

皆さんはその言葉どおり、気が変わって出店をやめたと思いますか?

たぶん違いますよね(笑

 

疑問点に対する明確な回答が出来なかった、もしくは請求された書類が用意できなかったのでしょう。

つまり、申込書に虚偽の内容を記載してでも契約するつもりでいた、と思われます。

何か裏があるのでしょう。何なのかは今となってはもう分かりませんが。

 

 

結局は申込キャンセルとなりましたので、あらためて募集を再開。

すると早速、またも仲介業者様のご紹介で申込が入りました。ありがたや。ありがたや。

 

しかし・・・  またしても違和感たっぷりの内容が

 

はい。今日のところはここまで。

次回は「怪しい申込その②」の内容についてお話しさせていただきます。

 

 

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