賃貸マンションのトラブル事例①-4
2023年04月25日
賃貸マンションのトラブル事例①-4
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
今回は、前回(賃貸マンションにおけるボヤ騒ぎのお話し)の続きです。
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結局、当日はその部屋の入居者様とは連絡が取れずじまい。連絡があったのは翌日の事でした。
弊社の前に消防に連絡したとの事で、隊員さんにこっぴどく叱られた模様。(当たり前だ!)
弊社に電話してきたときには半泣き状態となっていました。
火山作成までの行程
「なんでベランダに吸い殻をあんなに溜め込んでたの?」と、まず一番気になっていた事を聞いてみると
タバコの火の不始末が恐いから吸い終わったタバコは水に付けて消していた
(まぁいいでしょう)
濡れたタバコは臭くて部屋には置いておきたくないからベランダに置いておいた
(・・・ん?)
いつか捨てようと思っていたが、ついつい忘れて溜まっていった
(いやいや、物には限度ってものが)
そのうち毎回タバコに水を付けるのが面倒になってきて
(おいおい!)
そのままベランダに捨てた後で水を撒いていた
(・・・)
今回の騒ぎも、水撒きが甘くて火種が残っていた事が原因なんでしょう。
もう、おくちアングリ です。世の中には色々な人がいるのですね。
「呆れて物が言えない」とよく言いますが、体感したのは初めてかも。
たくさんの人が住む共同住宅に、こんな人がいたと分かったら背筋が凍りませんか?
もしもお隣さんが気づいていなかったら・・・ もしも火に勢いがついて燃え広がっていたら・・・
私は改めて沸々と怒りが湧いてきました(# ゚Д゚)オノレ
弊社の対応
湧き上がる怒りを一旦抑えて、とりあえず弊社からは
・今すぐに火山を全て撤去しなさい
・通報してくれたお隣さんと煙の被害を受けたであろう上の階の住人に謝っておきなさい
・焦げた床や蹴破った隔壁板の請求を出すから支払いなさい
・二度とベランダにタバコを捨てるな。ゴミも置くな
と指導。(あまり怒りは抑えられていなかったかも)
あと、対応してもらえるかどうかは不明だが賠責保険にも連絡してみなさい、とアドバイスしました。
その後
火山の片付けが終った段階で再度ベランダのチェックに行き、必要な修繕をリストアップ。
排水溝に溜まった吸い殻やヘドロが厄介で余計に費用が上乗せになりましたが、後日、全額入居者の負担として支払っていただきました。
騒動から数日たったある日、その入居者から部屋を解約する旨の連絡が。流石に居づらいか。
入居者さんは、そそくさと退去されていきました。
教訓① : パッと見がキレイな部屋でも、見えない所は分かったもんじゃない
教訓② : ベランダは灰皿ではありません
今回もお読みいただきありがとうございました。
次はまた違った話題についての記事にする予定です。
エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。
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