宅配サービスのトラブル事例①-1
2023年04月14日
宅配サービスのトラブル事例①-1
社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。
最近の宅配サービスの充実具合は凄いですね。何でもネットで買い物できる時代ですね。
当然、賃貸住宅にお住まいの入居者様も多くの人が利用されているわけですが、それだけに宅配サービスに関するトラブルもここ数年で急増してきました。
今回は、弊社管理物件で発生した宅配サービスに関するトラブルの実例をご紹介しようと思います。
トラブル事例① 置き配の荷物が届いてないんですが、知りませんか?
弊社管理の賃貸マンションにお住まいの入居者様から、こんな連絡が入りました。
詳しく聞いてみると
・大手ネット小売の某会社で買い物をして、置き配での受け取り予定だった
・届くはずの日に指定の場所を見ても荷物がない
・配送業者に連絡したら既に配達済みとの回答だった
何か聞いていたり、荷物を預かったりしていませんか?とのこと。
もちろん、弊社にはそんな連絡もありませんでしたし、荷物の預かりもありません。
弊社の対応
こんなとき、弊社では以下のようにご案内しています。
1)ご家族が回収していて本人に未連絡
これ、以外と多いです。まずは「ご家族が受け取っている可能性はありませんか?」と伺います。
2)業者の配達先間違い
あまり可能性は高くありませんが、まれにあります。
最近の業者は、配達完了の証拠として配達員が現地の写真を撮影している事が多いです。
そこで「配送業者から配達完了写真を取り寄せて確認してみて下さい」と助言いたします。
3)盗難
悲しいかな、まずはこれが頭に浮かんでしまいますよね。
上記の配達完了写真によって間違いなく配達済みである事が確認でき、ご家族が受け取った事実もないのであれば・・・残念ながら、それはもうほぼ盗難でしょう。
「補償の有無の確認のため某会社に問い合わせ、警察にも相談してみて下さい」と助言いたします。
今回の事例の結末
上記の「弊社の対応」の内容を入居者様へ伝えてから1時間ほど経ったでしょうか。
再び、その入居者様から連絡が入りました。
「配送業者が完了写真を撮っていたのでメールで送ってもらいました。その写真には・・・
見た事のない玄関が映っていました。配達先を間違えたみたいです」
ハハハ・・・配送屋さん、大丈夫か?
ま、何よりも最悪の事態(盗難)でなかったことが救いですね。
後日、無事に荷物は届いたそうです。めでたし・めでたし
対策
配送間違いや盗難の防止には以下の方法が有効です。
1)表札をつける ・・・と、言いたいところですが昨今は個人情報の兼ね合いであまりオススメしていません
2)チェーンロックなどが付いた個人用の宅配ボックスを活用する
3)高額な品は置き配を利用しない
ちなみに
「オートロックのマンションならば置き配の盗難はないだろう」と思われていませんか?
多少の抑止力になっているのは間違いありませんが、オートロックでも同様の被害は多く報告されています。ご注意を。
はい。今日のところはここまで。
次回はトラブル事例②のお話しをさせていただこうかと思います。
エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。
賃貸物件の管理先をご検討のオーナー様はお気軽にご相談下さいね。
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